2012年05月16日

ソマリア海賊の陸上拠点を攻撃、国際部隊として初めて

【5月16日 AFP】海賊対策でソマリア沖に派遣されている欧州連合(EU)の海軍部隊は15日、海岸にある海賊の拠点を攻撃した。海賊対策の国際海軍部隊がソマリア陸上の目標を攻撃したのは初めて。

 作戦は真夜中に行われ、沖合にいる艦艇から離陸したヘリコプターがソマリア中部ガルムドゥグ(Galmudug)地方の海岸に集積されていた海賊の小型船を攻撃した。欧州連合の海軍当局によると、この攻撃で負傷したソマリア人はおらず、作戦を終えたヘリコプターは無事に帰投したという。

 報道官はこのヘリコプターがどの国のものか明らかにすることを拒否したが、現在フランス、ドイツ、スペイン、ポルトガル、イタリア、オランダの計9隻の艦艇が展開している。

 北大西洋条約機構(NATO)と欧州連合の艦艇は2008年から洋上で海賊に対処しているが、欧州連合は3月、海岸に集積されている燃料容器、小型船、トラックなどを艦艇や航空機から攻撃することを許可する決定を下していた。ただし、海賊への直接の攻撃や地上部隊の展開は禁じている。

 欧州連合によると、現在8隻の船と235人の乗組員がソマリア海賊の人質になっている。(c)AFP/Laurent Thomet
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2012年05月07日

東アジアの子供に近視が多いのは日光不足が原因、豪大研究

【5月7日 AFP】東アジア都市部の子供たちに近視が多い原因は、勉強やコンピューターゲームや遺伝的なものではなく、屋外で日光を浴びる時間が短いためだとした豪研究チームの論文が4日、英医学専門誌ランセット(Lancet)に掲載された。

 日光を浴びると脳内化学物質ドーパミンの放出が促される。このことが、眼球が伸びて目に入った光の焦点が合わなくなることを防ぐと考えられている。

 研究を行ったオーストラリア国立大学(Australian National University)のイアン・モーガン(Ian Morgan)教授はAFPの取材に、「明るい光の刺激によるドーパミンの放出が近視を予防していることは明らかだ」と説明した。

 若者の10人に9人が近視だというシンガポールでは、小学生たちが1日に屋外で過ごす時間は、平均でわずか30分だった。これに対し、ヨーロッパ系の子供たちの近視率が10%のオーストラリアの子供たちが屋外で過ごす時間は平均3時間もあった。モーガン氏によると、英国の子供たちの近視率は30〜40%、アフリカではわずか2〜3%程度だという。

■近視予防には「1日に2〜3時間は屋外に」

 東アジアの子供たちは学校でも家庭でも屋外に出ることが少なく、勉強するかテレビを見ているとモーガン教授は指摘する。義務教育以上の年代で最も近視が多かったのは、日本、韓国、中国、台湾の都市や香港(Hong Kong)、シンガポールで、このうち10〜20%は失明につながりかねない重度の近視だった。

 東アジアで近視が多い傾向について、50年ほど前までは遺伝的な要因によるものと考えられていた。

 だが、モーガン教授は、遺伝ではなく環境によるものだと強調する。教授によれば、読書やコンピューターに没頭すること自体に害はなく、毎日、一定の時間を屋外で過ごしていれば、室内でいくら勉強に励んでも問題はないという。最も近視リスクが高いのは、勉強ばかりしていて外に出ない子供たちだ。

 モーガン教授は、近視の予防には通学の時間を含めて2〜3時間、屋外で過ごせば「ほぼ安全だろう」と語った。さらに教授は、東アジアの国や地域では、日光の下で過ごす時間と勉強の時間を両立できるよう、子供たちの学校での過ごし方を見直す構造的な変化が必要ではないかと指摘した。(c)AFP
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2012年04月26日

自宅で本格サーフィン体験、新バランス・トレーニング

【4月25日 Relaxnews】前週末ドイツで開催された一大フィットネス・イベント「FIBO」の主催者によると、サーフィンやスノーボード、パドルボーディングの愛好家や、こうしたスポーツをする人たちと似た体づくりをしたいという人向けに開発されたドイツ発のバランスボード「Sensoboard」が、同国で大ヒットしている。

 数年前に開発された「Sensoboard」は、旋回エリアを一点に絞り、様々なボードスポーツの動きをよりリアルに再現することを狙ったユニークなバランスボード。

 このボードの上で、腕の運動やスクワットといった基本的な運動(全くの初心者はボード上に立つ訓練のみでも可)を行うことで、バランス感覚や反射神経、筋肉の協調を鍛え、体幹を強化して水中や雪上でのパフォーマンス力を高めるという。
 
 こうしたトレーニング原理はバランスボールやウォブルボード、ゴム製のバランスディスク、ロッカーボードなど多くのバランス訓練用具で既にうたわれているもので、目新しいものではない。だがSensoboardは旋回板が全方向に傾くため、さらに不安定で予測不可能なライドが生まれ、よりハードなトレーニングになるとしている。

 メーカーでは、数年後にも変わらないトレーニング効果を実感できると保証している。

 もちろん、値段も一味違う。最新型のSensoboardは389ユーロ(約4万2000円)、理学療法やリハビリテーションに使われるAequirideモデルは429ユーロ(約4万6000円)となっている。

(c)Relaxnews/AFPBB News
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